2011年3月2日水曜日

ジョン・ガリアーノ。

写真はダウンタウンの松本人志ではなくて、ディオールを立て直した天才、スペイン・ジブラルタ生まれのデザイナー、ジョン・ガリアーノだ。彼も私もマラドーナも植草一秀氏もアントニオ・バンデラスも黒木瞳も石野真子も美保純も同い年(50歳)なので、すこぶる親近感があるよ。
ユダヤ人に対する差別発言で、今回、ディオールを解雇されてしまった彼だが、過去のブランドに成り下がりかけていた張出横綱状態のディオールを、ものの見事に復権させた功績は見事であり、そのことは衆目の一致するところであろう。彼の後釜を誰がやるのかわからないけれど、ベルナール・アルノーが、ひょっとしたら大変な逸材をその慧眼で抜擢するのかもしれない。
たまたまなんだけど、アメ横の行きつけの化粧品店でディオールの365番のルージュ(プレゼント用で、昔からこの番手は1番好きな女の子にあげることにしてる。365日好きとゆー意味で)を買ったその日に、ジョン・ガリアーノが解任されるなんてねーっ! ホント不思議だわ。
ところで、ある意味、今後、楽しみなのは既に軌道に乗ったディオールを、どんな気鋭のデザイナーが、どーゆーコンセプトで新しいディオールとして再構築させていくのだろうかとゆーことだ。凄く興味がある。私は普段、ジャージか登山服しか着ないのだけれど、Diorについては例外的に関心が高い。
古い舟を漕ぐのは、常に新しい水夫であり、時の河を渡る舟にオールは無い。
これからのディオールにも大いに期待をしたい。そして、あと、ちょこっと提案しておくと、ジョン・ガリアーノは当分、欧米では使えないので、しまむらとかタカキューが頑張って彼をチーフデザイナーにしたらどうだろうか? どっちにしても、彼はアジア、南米、アフリカに打って出るしかないと思っている。金は充分に持ってるだろうから、別に遊んでてもいーんだけど、勿体無いから働いた方がいいし、その類稀な才能が闇に埋もれてしまうのは世界的な損失であり、哀しいことだと考えるからだ。
私は、彼の復活の日を信じている。

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