2011年3月13日日曜日

大防波堤。

東日本大震災と呼称が変わった大地震からまだ2日しか経っていないのに、日本中が急速に暗い気持ちになってきた。毎日、地獄絵のよーな映像を見せられると、体調が悪くなる人達も多くいるんではないかと憂慮する。現在、被災している現地の方々には、諦めないで頑張ってくれとエールを送ることしかできない。
思えば地元、神戸で震災があったときも何もせず、親戚一同からシラーっとした目で見られたことがあった。今回も、知人、お客様にメールはするものの、電話が繋がらないとはいえ、何か伝える努力を怠っているのかもしれない。証券マン時代、宮城県の仙台支店に4年半、福島県の郡山支店に4年半赴任していた関係で、都合9年間住んだ縁のある地域である。仙台支店にいた頃は仙石線とゆー仙台と石巻を結ぶ電車に乗って塩釜市の顧客へ、運転手付きの支店長車が使える日は南の亘理郡亘理町の顧客へと、投資信託の営業に行った。いずれも風光明媚な景色と顧客の人情に触れ、幸せな気分でオフィスに戻った記憶がある。皆さん、元気だろうか?巧く避難できていればいいのだけれど…。
修正に次ぐ修正で、マグニチュード9.0ってことになった東日本大震災だが、有史以来4番目の規模だという。そして、今後も、この地域が危険に晒されることに変わりはない。
我々は、もうこれ以上、巨大な津波を丸腰で受け続けることはできないのだ。
やはり、日本は英知を結集して、複数の場所に大防波堤の建設を急ぐべきだと思う。国立公園内であっても、景観なんかどーでもいいから、15mの高さの大防波堤を造る必要がある。四国に3つも橋をかけたり、東京湾アクアラインを完成させたりする予算があるのなら、利便性よりも人命を守るってゆー意味において、大防波堤の方が優先順位が上であることは言うまでもない。
大防波堤の建設が国是であると考える。原資は公務員の人件費を大幅にカットして、断行すべきだ。

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