今月の15日からインド人のShital先生による英会話個人レッスンが始まるので、語彙力を増やすとゆーか忘れているボキャブラリーを取り戻す作業をしなくてはいけないと思い、息子に買い与えた英単語集を書斎から引っ張り出してきて再読しはじめた。この本は私が証券マン時代に2度ほど面談し、若干の薫陶を受けた永瀬昭幸社長が経営する東進ハイスクール講師の安河内哲也氏が書いている。
でね、今から16年か17年前に、永瀬社長と私が喋っていたときに出た話をよーく覚えてるんだけど、「森一郎の試験に出る英単語って本当に出題されてるのか?」とか、
「そうでなかったら世の受験生をミスリードしないために、実際に出題される英単語集をつくれないかなと考えているんだけどね」って彼が真顔で話していたことを想い出す。
そして、本人には確認をとってないけど、たぶんそうだろうと思うのがこの「英単語フォーミュラ1700」だ。
私なりに検証してみた実例を少し書く。
まず、森一郎著「試験に出る英単語」の上位3つがこの「英単語フォーミュラ1700」の第何位にランクされてるかを調べてみた。
まず、名詞の第1位はintellect(知性)。これはフォーミュラの1445番目のintellectualの名詞形として載っている。第2位のconscience(良心)は1539番目。第3位のtradition(伝統)は559番目のtraditionalの名詞形として記載されている。
次に動詞の第1位のcontribute(貢献する)は880番目に、第2位のdistribute(分配する)は1577番目に、第3位のapprove(認める)は1556番目。
最後に形容詞の第1位のrational(合理的な)は1512番目、第2位のconservative(保守的な)は1423番目、第3位のradical(急進的な)は1593番目に出てくる。
結論からゆーと、時代が違うのであんまり断定的なことも言えないんだけど、我々の世代は森一郎著「試験に出る英単語」って本に騙されていたってことになる。
しかしながら、この本は英語とゆー外国語の面白さを教えてくれた本だし、外国への憧れを具現化してくれた本だったので感謝はしてるんだけどね…。
間違いが今にして判っても遅いってことは言えるなぁ。どっちにしろ、今の「英単語フォームュラ1700」は優れた本なので、常磐線に乗りながらペラペラめくって楽しんでるのよ。
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