2011年6月18日土曜日

個人向け国債。

写真はゴッホの夾竹桃だけど、我が家の夾竹桃も花が咲きそうな勢いで伸びている。植物は日々、成長してるんだなぁー。
で、家のポストにSMBC日興証券松戸支店からのハンドメールが入っていて、それは夏の個人向け国債を買ってくださーいってゆー内容であった。
第35回個人向け国債(変動10年)初回利率 年0.77%
第23回個人向け国債(固定5年)利率 年0.41%
なんだってー。国は借金まみれで、もうどうしようもないので年に2回、手取りで0.308%づつ払うからさあ、10年間、カネ貸してくれよ!ってゆー企画物だな。
100万円を国に貸してあげれば、1月15日に3080円、7月15日に3080円くれるってことだ。100万円を10年間拘束されて、6160円を毎年もらってもしょうがないと思うけどねぇ。6160円貰うためだけだったら、時給1000円のマクドナルドで5時間働いて5000円。交通費を1160円貰えばいいじゃんねぇ。それだったら高校生の女の子が1日で稼いでしまう金額だよ。まったく、人をバカにしてる話だわぁ。
ただし、このSMBC日興証券の広告を見ると、新規資金、つまりキャッシュで買った場合、100万円だと3000円を現金でプレゼントしてくれるようなのだ。これって、財務省が認可してるわけだから、ホント、お上はいつの時代も節操がないってゆーかカッコ悪いよ。
だったら、公務員が全員、毎朝、駅前に立って「国を助ける義援金」を募れよ。駅前で日の丸のついたウインドブレーカー着て、絶叫してみろよっていいたい。
個人向け国債の購入代金は、既に発行された国債の償還とゆー名の満期資金として費消されたり、公務員の給与になったり、年寄りの医療費に消えたりするだけなので、カッコ良くオブラートに包んで個人向け国債の募集ってゆーのはやめて、各方面にとにかくカネが必要なので工面してくれって、お願いして歩きなさいよ。財務省の職員が新橋駅前のSL広場で、「国を助ける義援金」集めに朝から晩まで、雨の日も風の日も絶叫してたら、サラリーマンの人たちも感動して、よれよれの1000円札とか、500円玉を箱に入れてくれると思うよ。
でも、財務省の職員はその集金後、新橋で「やってられねーよ、タコ!」とか言いながら安い居酒屋で、しこたま焼酎を飲み、集めた箱の中から「役得、役得」とつぶやきつつ支払いを済ませるかもしれないなあ。
どっちにしろ、私は個人的な理由から、個人向け国債を購入しません。

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