ヤマハ銀座へ行って、探せなかったスコアがヤマノ銀座で発注できた。「14の歌曲Op.34」の最終曲ヴォカリーズのⅠnB♭の楽譜は明日の夕方に手に入る。
8ヵ月後、成城のホールで私はステージに立つ。今から期待してるのだが、ほぼ完璧な演奏に仕上がるのではないかと思う。楽譜通りに完璧に吹く。3分半の楽曲を丁寧にさらっていき、エチュードのように毎日吹いていければ、自分のものになるってことが判っているからだ。
あれもこれもと、対象を横に広げ過ぎたときに物事は集中力を失い、失敗の可能性が高まる。
ラフマニノフ自身も作曲家としての自分と指揮者としての自分と、ピアノ演奏者としての自分を同時に走らせることはできなかった。この天才にしてそうなのだから、才能のない私はこの3分半の歌曲にフォーカスして、そこから離れないようにしたい。
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