2011年6月24日金曜日

上高地。

今回、1200人くらいの人が、釜トンネル付近の土石流による県道の遮断で、上高地から出られなくなってしまい、基地局になっている電柱が流されたことによってケータイ、固定電話が繋がらなくなって困ったとゆーニュースがあった。死傷者はゼロ。
ふーん、てゆー感じなのだが、梓川、河童橋あたりを散策して上高地と書かれたペナントを土産物として持ち帰る人と、北穂、奥穂、前穂と縦走し重太郎新道を下ってきた人の上高地に対する思いは全く違うものだと言えるだろう。
もともとはここは「最果てのムーミン谷」で、松本電鉄新島々駅から徒歩で入り込む山域であった。なので正直に書くと、素人様お断りプレイスなんだなぁ、上高地は…。
息子が小学校6年生の夏休みに、梓川上流の横尾にテン張って(テンパッテと読みます)、涸沢経由で奥穂高岳(3190m)のピークを踏んだことや、70代の老医師を槍ヶ岳(3180m)山頂まで、お連れしたことを想い出す。その他、数々の山行の終着点が上高地であり、そこでの入浴の有り難味は筆舌に尽くしがたい。これは一般の方には判らない感覚だろう。
今回、釜トンネル外で待つ臨時バスまで「大変だー、大変だー」と歩いた旅行者の方には申し訳ないけど、上高地は高級観光地である以前に、登山基地であることもお忘れなく!

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